19日午前の東京市場でドル・円は108円40銭近辺でのもみ合いが続いている。日経平均株価は284円高と強い動きを見せているが、株高を意識したドル買い・円売りは特に増えていないようだ。米追加利下げは予想通りだったが、10月以降の金利見通しは不透明であり、リスク選好的なドル買い・円売りは特に増えていないようだ。ここまでのドル・円は108円39銭から108円47銭で推移。
・ユーロ・ドルは、1.1025ドルから1.1037ドル、ユーロ・円は119円67銭から119円78銭で推移している。

■今後のポイント
・サウジアラビアの石油生産は数週間で回復するとの見方
・欧州中央銀行(ECB)は量的緩和再開
・10月以降の米金利見通しは不透明

・NY原油先物(時間外取引):高値58.29ドル 安値58.09ドル 直近値58.22ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は108円40銭近辺、株高を意識したドル買いは限定的