19日の日経平均は続伸した。終値は5日線上に復帰し、ザラ場でも5日線を割ることなく推移したが、ローソク足は陰線を引いたほか、25日線なども下降を続け、強弱感の対立を窺わせた。一目均衡表では、転換線が下降を続ける一方で基準線は横ばいをキープし、下落トレンドが明確に出にくい形状。ボリンジャーバンドではザラ場で-1σを上回る場面があり、下値拡張局面からの脱出に向かう流れが続いた。RSI(14日ベース)が27.23%(前週末21.25%)に上昇したこともあり、短期的な「売られ過ぎ」の解消が始まった可能性が出てきた。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:続伸、5日線上復帰も陰線で強弱感対立