6日のニューヨーク外為市場でドル・円は上げ渋り。106円64銭から106円25銭まで下落した後、106円62銭まで反発したが、取引終了時点にかけて伸び悩み、106円46銭で引けた。中国人民元が対ドル下げ止まったため、米中貿易、通貨戦争激化に対する警戒感が低下し、リスク選好的なドル買いが優勢となった。リスク回避の円買いも一段落した。

ユーロ・ドルは、1.1168ドルまで下落後、1.1207ドルまで上昇し、1.1201ドルで引けた。ユーロ・円は、118円93銭から119円35銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.2208ドルから1.2137ドルまで下落した。ドル・スイスは、0.9758フランから0.9793フランまで上昇した。



<MK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:ドル上げ渋り、米中通貨戦争激化に対する警戒感は低下