5日の日経平均は大幅続落した。ローソク足は陰線を引き、2営業日連続でマドを空けて下落。急角度で下降する5日線が75日線や200日線を下回り、売り圧力の強さを窺わせた。ただ、ザラ場安値では25日線とのマイナス乖離幅が4.75%と、節目の5%に迫り、短期的な売られ過ぎ感も出ている。一目均衡表では、日々線は雲下限を下回って推移。転換線と基準線が重なった状態で下降して下落トレンド延長を示唆したほか、遅行線は株価とのマイナス乖離幅を拡大して弱気シグナルが鮮明になった。ボリンジャーバンドでは、終値が-3σを下回り、こちらも下値拡張トレンドの継続を示唆している。RSI(14日ベース)は31.85%(先週末37.78%)に低下し、売られ過ぎ圏とされる20%付近への下降トレンドが続いた。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:大幅続落、25日線との乖離拡大で売られ過ぎ感