24日の日経平均は続伸した。終値は上向きの25日線を上放れて強い買い圧力を示唆。2日に付けた直近高値21784.22円に迫る21744.88円まで一時上昇し、レンジ上限抜けを窺う勢いを見せた。ただ、ザラ場高値21700円台は今月7回目で、ここ数日で2日高値抜けに失敗すれば、もみ合いが長期化するリスクに留意が必要となろう。一目均衡表では、日々線は雲上限をさらに上放れるとともに、横ばいだった転換線がわずかに上向き、短期上昇トレンドの再開を示している。ボリンジャーバンドでは、+1σを下回ることなく推移し、ザラ場で-2σ近くまで下落した18日を直近ボトムとする反転トレンドが継続した。RSI(14日ベース)は49.08%(昨日47.67%)、東証1部の騰落レシオは111.08%(昨日103.44%)といずれも中立圏にとどまり、過熱感は窺えない。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:続伸、直近高値に接近も過熱感なし