10日午後の東京市場でドル・円は108円80銭台と、朝方から極めて狭いレンジ内での取引が続く。今晩のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長による議会証言を前に、積極的な売り買いに動きづらいもよう。足元は日本株や中国株のマイナス圏推移で円買いに振れやすい反面、米10年債利回りの持ち直しでドルは底堅く推移する。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円83銭から108円99銭、ユーロ・円は121円97銭から122円11銭、ユーロ・ドルは1.1202ドルから1.1210ドルで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円はレンジ相場、米FRB議長の議会証言にらみ