JVCKW<6632>:234円(+8円)
大幅高。野村證券では投資判断「バイ」継続で、目標株価を400円から500円に引き上げている。国内外の利益バランスの改善で税率の低下が見込まれることから、21.3期以降のEPS予想を上方修正しているもよう。業績の牽引役として注目するパブリックサービス分野は想定以上に好調で、中期的な成長ストーリーに大きな変化はないとしている。株式市場は、業務用無線など非オートモーティブ事業の復調を見落としていると指摘。


大研医器<7775>:607円(+68円)
急騰。一部で掲載されている「総還元額が多い企業」ランキングでトップになっていることが材料視されているもよう。過去5年間の総還元額は約50億円、成長期待が高い中堅上場企業「NEXT1000」のなかではトップになっている。安定して稼ぐ収益は研究開発につぎ込むほか、株主還元にも振り向けられており、ここ3年の配当性向は6割を超え、前期には10億円の自社株買いも実施したとされている。


アーレスティ<5852>:539円(+17円)
大幅反発。発行済み株式数の2.24%に当たる58万株、3億円を上限とする自社株買いの実施を前日に発表しており、買い材料視される展開のようだ。取得期間は5月28日から8月31日までとしている。自社株買いの実施はおよそ11年ぶりになるとみられる。目先の需給改善期待、並びに、今後の株主還元強化への期待などが先行する形に。


ガンホー<3765>:321円(-24円)
急落。前日に、スマホ向けオンラインRPG「ラグナロク マスターズ」の日本国内サービスを年内に開始すると発表している。同ゲームはすでに世界各国で配信されており、東南アジア中心に売り上げは極めて好調に推移、日本でのサービス開始期待と併せ、これまで折に触れて買い材料視されてきた。国内サービス開始の正式リリースを受けて、当面の材料出尽くし感が先行する展開のようだ。


東エレク<8035>:15015円(+400円)
大幅続伸。前日に発表した自社株買いがポジティブなインパクトにつながっている。発行済み株式数の8.5%に当たる1400万株、1500億円を上限とし、取得期間は本日から12月31日までとしている。決算発表時に見送られて失望感もあっただけに、想定以上の実施規模と併せて、サプライズが強まる形に。また、中期計画として発表した収益水準に関しても、想定以上に強気な内容となっている。


石垣食品<2901>:174円(-12円)
大幅に反落。SAMURAI&J PARTNERS<4764>を割当先に新株31万2000株、新株予約権1万1290個(潜在株式数112万9000株)を発行すると発表している。調達資金の約2.3億円(差引手取概算額)はM&Aまたは資本・業務提携による新規事業展開、新商品開発や販売促進策強化などに充てる。新株と新株予約権の潜在株式数の合計は3月末現在の発行済株式総数の21.33%に相当することから、株式価値の希薄化懸念が広がっている。


ウチダエスコ<4699>:1830円(-136円)
朝高後マイナス転換。19年7月期第3四半期累計(18年7-19年4月)の営業利益を前年同期比34.0%増の5.42億円と発表している。ICTサービス事業で利益率が改善したことに加え、オフィスシステム事業で新たな販売ルートの開拓によりOAサプライやIT関連機器販売が増加した。朝方は決算内容を好感して買いが先行したものの、前日に先取りする動きも見られたため、利益確定売りに押される展開となっている。


GNI<2160>:2945円(+133円)
大幅に3日続伸。連結子会社の北京コンチネント薬業有限公司が行ったアイスーリュイのじん肺治療薬としての治験許可申請に対し、国家薬品監督管理局から承認を取得したと発表している。中国には約43万3000人の患者がおり、疾患による経済損失は年間80億元に及ぶと推定されているという。今後、北京コンチネントは臨床試験を開始するため病院との提携を進める。アイスーリュイは特発性肺線維症などを適応症とする治療薬。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 注目銘柄ダイジェスト(前場):大研医器、ウチダエスコ、ガンホーなど