10日の日経平均は4日ぶりに大幅反落となった。日足ベースの一目均衡表では、基準線が横ばいを続けたほか、下降してきた転換線も横ばいに変化しており、今後のもみ合い局面入りを示唆する格好に。他方、ローソク足は陰線を引いたものの、上向き基調の5日線上を4日連続でキープ。終値は263.26円安で直近3日間の上げ幅の30.43%に相当し、3分の1押しの水準を上回っており、スピード調整の範囲内の下落にとどまった格好である。本日を除く直近の3つの陰線をつける場面でも、比較的長めの下ヒゲを付けており、下値拾いの意識の強さが窺えよう。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:4日ぶり大幅反落、スピード調整の範囲内の下落に