2日の日経平均は3営業日続伸。一時上げ幅が200円を超える場面もあったが、ローソク足は陰線を引いたほか、東証1部の売買代金は3兆円を超えた。高値圏での陰線と大商いによって、よく営業日の反落が警戒される形状となった。一目均衡表では、基準線や転換線の上昇が続いたほか、遅行線は株価との大幅上方乖離状態を保ち、買い手優勢の形状は確認。ボリンジャーバンドでは、日々線は4営業日連続で+1σから+2σのレンジ内で推移したが、終値は次第に+2σから離れており、+1σ側に引き寄せられる形で調整が始まっている可能性がある。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:3日続伸も陰線、翌営業日の下落を警戒