本日のマザーズ先物は、トルコ情勢などを見極めながらの神経質な動きが続きそうだ。17日のマザーズ市場は、米中貿易摩擦の懸念後退による米株高を好感し、自律反発の動きとなった。17日の米NYダウも続伸しており、東京市場でも自律反発が続く可能性がある。一方、米格付け大手2社が17日、トルコの信用格付けを1段階引き下げた。トルコ市場は21日からイスラム教の犠牲祭で休場となることから、再びトルコリラ急落への懸念が高まれば、金融市場全体にリスク回避の動きが広がるだろう。投資家心理が悪化すればマザーズ先物にも影響を及ぼすとみられる。マザーズ市場では全体相場の影響を受けにくい小型の材料株が先行されやすく、本日は特許出願を発表したソケッツ<3634>などが物色を集めそうだ。上値のメドは960.0pt、下値のメドは940.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:神経質な動きが続くか、トルコ情勢などを見極め