13日午前の東京市場でドル・円は110円50銭近辺で推移し、上げ渋る状態が続いている。ユーロ売り・米ドル買いが散見されており、日経平均株価は255円安と下げ幅は拡大していることから、ドルの上値は重くなっている。仲値時点のドル需要は通常並だったようだ。なお、トルコのアルバイラク財務相は「市場沈静化のために必要な措置を講じ、必要な発表を行う」、「為替変動によって最も影響を受けている中小企業などのためにわが国の銀行と共に行動計画を準備している」と表明した。トルコ政府の行動計画を市場が評価すればトルコリラ安は一服し、リスク回避的な円買いは縮小するとみられる。ここまでのドル・円は110円45銭から110円75銭で推移。
・ユーロ・円は、125円63銭から125円90銭で推移
・ユーロ・ドルは、1.1372ドルから1.1412ドルで推移

■今後のポイント
・110円近辺で個人勢などのドル買い興味
・1ドル=112−114円台で輸出企業などのドル売り予約増加の可能性

・NY原油先物(時間外取引):高値67.95ドル 安値67.60ドル 直近値67.75ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は110円50銭近辺、株安継続でドルは上げ渋る