9日の日経平均は小幅続落。朝方に売りが先行した後、午後は下げ幅を縮小し、一時小幅高に転じた。終値は5日線を上回ったものの、上下ともに長いひげを残し、売り買いが拮抗している様子を窺わせた。本日も75日線手前で下げ止まり、同線付近での底堅さも再確認された。一目均衡表では、基準線と転換線がともに横ばいとなり、相場は上下いずれかに走り出す材料待ちの状態にあることを示した。ボリンジャーバンドでは、日々線は中心線前後で推移、こちらも売り買いの均衡状態を示している。

<FA>

情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:小幅続落。75日線付近での底堅さを再確認