9日午後の東京市場でドル・円は111円付近で売り買い交錯の展開が続く。日経平均株価は結局前日比45円安で取引を終えた。今晩の日米通商協議(FFR)で日本からの自動車関連の輸出品に対する制裁関税などが警戒され、ドル売り・円買いに振れやすい状況になっている。ただ、上海総合指数が堅調であり、市場心理の悪化はあまりみられないようだ。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円71銭から111円05銭。ユーロ・円は128円49銭から128円93銭、ユーロ・ドルは1.1601ドルから1.1619ドルで推移。



<KK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は111円付近、日本株は45円安で終了