本日のマザーズ先物は、19日の米国安や円安を嫌気して売りが先行して始まりそうだ。前日のマザーズ市場は米ハイテク株高を受けて買い先行でスタートしたが、中国株安などを背景に手仕舞い売りが次第に増えた。本日はこのところ上昇していた米ハイテク関連株の上昇も一服しており、マザーズ先物にも売りが波及しそうだ。一方、来週以降、本格化する主要企業の決算で業績の好調が確認されれば、出遅れ感のあるマザーズ市場にも買い戻しの動きが広がることも想定されるとの見方もあり、強弱感が対立している。このため、目先は外部環境の動向をにらみながら、神経質な展開を強いられそうだ。上値メドは1040.0pt、下値メドは1020.0ptとする。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:米株安や円高を嫌気し神経質な展開