13日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は94.52ドル高の25019.41、ナスダックは2.06ポイント高の7825.98で取引を終了した。複数の大手行の決算内容が嫌気され、寄付き後から下落に転じたものの、来週から本格化する4-6月期決算への期待や原油相場の上昇が好感され、小幅上昇に転じた。ダウが節目となる25000ドルを突破したことで利益確定の動きも広がり、上値は限られた。セクター別では、食品・生活必需品小売や家庭用品・パーソナル用品が上昇する一方で銀行や電気通信サービスが下落した。
大手行のJPモルガン(JPM)、シティグループ(C)、ウェルズファーゴ(WFC)は決算内容が嫌気され、下落。大手行決算でクレジットカード発行枚数の減速が明らかとなり、決済ネットワークのビザ(V)やマスターカード(MA)が売られた。通信大手のAT&T(T)は、米司法省が同社によるメディア大手タイムワーナー(TWX)の買収を認めた連邦地裁の判断を不服として上訴し、軟調推移。一方で、ネット小売のアマゾン(AMZN)は、年に1度開催する大セール「プライムデー」を来週に控え、最高値を更新。アマゾンに対抗するためにセール開催を発表したディスカウントストアのターゲット(TGT)も堅調推移となった。
アマゾンがルーターやスイッチなど、独自のネットワーク機器を開発・販売する計画を進めていることが報じられ、ネットワーク機器メーカーのシスコシステムズ(CSCO)やジュニパー・ネットワークス(JNPR)などが売られた。

Horiko Capital Management LLC



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY株式:NYダウは94.52ドル高、利益確定の動きが上値抑える