10日午後の東京市場で、ドル・円は一時111円20銭まで強含んだが、足元は111円付近に失速している。ユーロ・ドルが1.1732ドルまで弱含んだ後、やや値を戻す展開となり、その影響でドルにある程度下押し圧力がかかった。ただ、上海総合指数のプラス圏維持でリスク回避的な円買いは後退し、ドル・円の下値は堅そうだ。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円80銭から111円20銭。ユーロ・円は130円19銭から130円60銭、ユーロ・ドルは1.1732ドルから1.1763ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替ドル・円は失速、ユーロ・ドルはやや値を戻す