4日午前の東京市場でドル・円は109円10銭台で推移。米利上げペース加速の思惑は後退したが、金利先高観は後退していないようだ。日本時間本日夜に米4月雇用統計が発表されることから、アジア市場における為替取引はやや動意薄の状態が続く見込み。ただし、ポジション調整的な円買いは一巡しつつあり、ドルは109円近辺で下げ渋る展開もあり得る。ここまでのドル・円は109円10銭から109円24銭で推移。
・ユーロ・円は、130円80銭から130円96銭で推移
・ユーロ・ドルは、1.1985ドルから1.1993ドルで推移

■今後のポイント
・109円近辺に個人勢などのドル買い興味残る
・1ドル=110円-111円で輸出企業などのドル売り予約増加の可能性



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:米雇用統計発表前で動意薄の状態が続くか