本日のマザーズ先物は、円安ドル高・米国株の値下がりという強弱感が対立するなかで、もみ合う動きが予想される。日米ともにハイテク企業などの決算発表を控えていることから、個人投資家中心に模様眺めムードが広がるとみられる。このため、全般は方向感のつかみにくい展開を強いられそうであり、本日も狭いレンジでの取引となりやすいだろう。
足元で5日線水準が支持線として機能していることから、こちらの水準では押し目買いの動きも意識される。一方、23日に決算を発表した米グーグルの親会社のアルファベットは時間外取引で値を下げており、国内IT企業への悪影響が個人の投資マインドに波及する可能性には注意しておきたい。本日の上値メドは1140.0pt、下値メドは1120.0ptとする。

<FA>

情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:模様眺めムード広がる