17日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は213.59ドル高の24786.63、ナスダックは124.81ポイント高の7281.10で取引を終了した。複数の主要企業決算が好感され、今後の決算発表への期待から買いが先行。3月住宅着工・建設許可件数も予想を上振れ、終日堅調推移となった。セクター別では、小売やソフトウェア・サービスが上昇する一方で銀行や家庭用品・パーソナル用品が下落した。

短文投稿サイトのツイッター(TWTR)は、モルガンスタンレーによる投資判断引き上げを受け大幅上昇。検索大手のアルファベット(GOOGL)、ソフトウェアのマイクロソフト(MSFT)、携帯端末のアップル(AAPL)などのハイテク関連株にも買いが広がった。動画ストリーミングのネットフリックス(NFLX)は、決算内容が予想を上振れ堅調推移。医療保険のユナイテッドヘルス(UNH)は、決算で大幅増益となり買われた。一方で、電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は、「モデル3」生産の一時停止が報じられ下落。航空大手のサウスウエスト航空(LUV)は、飛行中のエンジン爆発による事故で、乗客1名が死亡したことが明らかとなり、軟調推移となった。

航空大手のユナイテッド・コンチネンタル(UAL)は、マーケット終了後に1-3月期決算を発表し、一株利益、売上高ともに予想を上振れた。時間外取引で上昇して推移している。

Horiko Capital Management LLC



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY株式:NYダウは213ドル高、企業決算や住宅関連指標を好感