NY金先物6月限は大幅続伸(COMEX金6月限終値:1360.00 ↑14.10)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は前日比+14.10ドルの1オンス=1360.00ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めて1369.40ドルまで買われた。米国などによるシリアへの武力行使の可能性が高まっており、中東地域における地政学的リスク増大を意識して安全逃避の金買いが活発となった。米国株の反落や米長期金利の低下も金先物相場の上昇を促した。なお、11日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨には「今後数年、財政政策が成長を大きく促進する」、「ほぼ全ての金融当局者が漸進的な利上げが適切と判断している」との記述が含まれており、利上げ継続の方針が再確認されている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY金:大幅続伸で1360.00ドル、シリアに対する武力行使の可能性高まる