8日午後の東京市場でドル・円は一段高となり、一時109円78銭まで強含んだ。米株先物のプラス圏推移で今晩の米株反発が期待されることや、米10年債利回りが2.83%台まで上昇していることで、ドル買い・円売りが進んでいる。ただ、節目となる110円に近づくほどドル売り圧力が強まるため、目先は上値の重い展開となりそうだ。ユーロ・円も134円73銭まで上げた。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円12銭から109円78銭。ーロ・円は133円87銭から134円73銭、ユーロ・ドルは1.2252ドルから1.2287ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は一段高も、110円付近の売り圧力を意識