13日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は17.49ドル高の23439.70、ナスダックは6.66ポイント高の6757.60で取引を終了した。税制改革法案を巡る先行き不透明感から投資家心理が悪化し、売りが先行。売りが一巡した後は買い戻しが広がったものの、本日は主要経済指標の発表もなく上値は限られた。セクター別では、公益事業や自動車・自動車部品が上昇する一方で資本財やエネルギーが下落した。

複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)は四半期配当の半減を発表し、下落。製薬のバリアント・ファーマシューティカルズ(VRX)は7.5億ドル規模の社債発行を発表し、軟調推移。一方で、玩具メーカーのマテル(MAT)は同業ハズブロ(HAS)による買収提案を受けて、大幅上昇。小売最大手のウォルマート(WMT)は一部オンライン製品の値上げが報じられ、買われた。

ビデオストリーミング用機器のロク(ROKU)は8日の決算発表以降、株価が2倍超に急騰している。年末商戦期の目玉商品の一つとなりそうだ。

Horiko Capital Management LLC



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY株式:ダウ17ドル高、税制改革法案を巡る先行き不透明感