以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家PIPE-gii氏が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人と連携し、より多様な情報を投資家に向けて発信しております。

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※2017年10月23日8時に執筆

■算出根拠となる独自総合指数値は、2.590(前日比↑) :(前日2.483)
◆米10年債金利:2.383(前日比↑)
◆米2年債金利:1.576(前日比↑)
◆米10・2年債金利差:0.807(前日比↑)
◆日米10年金利差: 2.310(前日比↑)
◆ドル円: 113.88円(前日比↑)
◆NY金:1,279.29(前日比↓)
◆シカゴ日経: 21,555円(前日比↑)

■今週の日経平均株価予想(10月23日~10月27日)
始値:21,700円(先週末比↑)
高値:22,000円(先週末比↑)
安値:21,500円(先週末比↑)
終値:21,700円(先週末比↑)

■今週の日経平均株価予想
NY市場は米10年債金利とドル円は上昇、シカゴ日経225先物は21,555円(大阪比105円高)で終えています。独自総合指数は、今期の最高値圏を大幅(2.548)に更新。始値は21,700円辺りで始まり、高値は22,000円辺りと予想。高値圏では、利益確定売りと地政学リスクも意識され上値は重いでしょう。週間では21,500円辺りまで下げる場面もあると見ていますが、安値圏では、押目買いが期待できるでしょう。終値は、下落幅を縮めて21,700円辺りまで戻し、5日移動線(21,389円)が支持線として機能して、先週末を上回って終わる展開を想定しています。その他、ドル円は3日移動線(112.85円)支持線を形成する展開を想定、安値112.62円辺りから高値114.50円辺りのレンジを予想。高値圏では、利益確定売りで上値は重いものの、安値圏では、押目買いが入ることも期待されるでしょう。地政学リスク要因次第では大きく動く場面もありそうです。

■今週予想参考の注目指数(10週目)
先週から週明けは、米10年債金利は↑(2.320→2.383)まで上昇、NY金は↓(1,298.30→1,279.29)まで下落して乖離幅が縮まっています。米国の2018年度予算案が可決、税制改革法案の進展が好感されたものの、米10年債金利は上昇しNY金は下落しましたがボラティリティは限定的でした。17年10月6日に米10年債金利は2.402まで上昇した後、2.383辺りで推移しています。一方、NY金価格は、1,263.56まで下落してから1,279.29辺りで推移しています。FRB議長人事待ちと地政学リスク要因が意識されたこともあってか、米10年債金利は、節目ラインの2.400を上回れずにいて、ここを上抜け出来るかがポイントになるでしょう。NY金の下落幅は限定的と想定し、節目の1300.00ラインがリスクオン・オフの判断材料になると見ています。また、リスク要因次第ではNY金のボラティリティが拡大するでしょう。

■独自総合指数とは
総合指数は、2015年1月から、米10年債金利、米2年債金利、日10年債金利・無担保コール金利、ドル円、NY金、CRB、ダウ先物、SP500先物、単純・加重利回り等のデータをリアルタイム収集しています。15年1月を1.00倍とし、各先行指数の倍率を計算(指数化)し、米10年債金利を基本値に、連動性・乖離性の組合せを数値化、その他のデータ等を足し合せて、計算した結果の数値です。約1.5年間かけ完成しました(現在もブラッシュアップ中)。この指数を基に、日経平均株価予想値を算値しています。

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執筆者:PIPE-gii
ブログ:独自総合指数で金融市場を分析する!!
※毎朝8時半前後に更新




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情報提供元: FISCO
記事名:「 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家PIPE-gii:独自総合指数で今週を分析!!