以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家PIPE-gii氏が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人と連携し、より多様な情報を投資家に向けて発信しております。

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2017年9月5日14時 執筆


北朝鮮リスク前の16年11月22日現在のドル円(117.10)と、16年12月16日のNY金価格(1113.70)とが、ピーク時の安値でした。この時点から足元では、ドル円は109.50辺り、NY金価格は1342.0辺りと乖離幅が拡大しています。この間のボラティリティ(変動率)は、ドル円がマイナス7.0%と下落幅が限定的なのに対して、NY金価格はプラス20.4%と大幅に上昇していて、変化が表れています。これは、地政学リスクが日本(ドル円)に関係する為、リスクオフがイコール、ドル売り円買いに動きづらく、従ってドル円の下落は限定的になっています。

今後のドル円の動向は、北朝鮮リスク時の下限値108.50円と予想しています。リスク要因としては、トランプ政策の米債務上限問題とFRBの資産縮小が、ドル円の変動要因になりそうです。米政府の議会運営次第では、10月初旬には、デフォルトの危機が本年度の最大リスク要因になり、ドル円は108.50円を下回る場面もありそうです。


執筆者:PIPE-gii




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情報提供元: FISCO
記事名:「 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家PIPE-gii:北朝鮮リスク時のドル円とNY金価格との関連性!!