【小幅高となる】20000-20200円のレンジを想定=村瀬 智一

21日のNY市場はまちまち。一部ソフトウェア企業の決算や中国電子商取引大手の強気の見通しが好感され、ハイテクセクターには買いが広がったものの、原油価格の低下が引き続き嫌気され、上値の重い展開となった。ダウ平均は57.11ドル安の21410.03、ナスダックは45.92ポイント高の6233.95。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円安の20100円。

シカゴ先物にサヤ寄せする格好から小安く始まろう。その後は引き続き、こう着感の強い相場展開になりそうである。昨日は目先的な達成感もあってか、マドの中でのこう着相場が続いた。ただ、5日線を上回って推移しており、リバウンド基調は継続。ボリンジャーバンドでは+1σと+2σとのレンジ内での推移であり、短期的な過熱感は和らいでいる。一目均衡表では転換線が支持線として機能しているほか、遅行スパンは上方シグナルを継続させており、直近の上昇に対する調整の範囲内である。MACDは小幅ではあるがシグナルを超えてきており、陽転シグナルを発生させてきている。20000-20200円のレンジを想定する。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 今日の日経平均はこうなる~20000-20200円のレンジを想定