【小幅安となる】20050-20250円のレンジを想定=村瀬 智一

5日のNY市場は下落。地政学リスクへの警戒のほか、8日にFBI前長官の議会証言、英国総選挙、欧州中央銀行(ECB)理事会を控えて、内容を見極めたいとの思惑から利食い優勢の展開。ダウ平均は22.25ドル安の21184.04、ナスダックは10.11ポイント安の6295.68。シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円高の20155円。

米国市場の流れを受けて、利食い優勢の展開になりそうだ。ただし、下を売り込む流れにはならず、反対に押し目買い意欲の強さが意識されると考えられる。日経平均は、昨日は小反落となったが、陽線を形成しており、押し目買い意欲の強さが窺える。ボリンジャーバンドではバンドが拡大傾向にある+2σに沿ったリバウンド基調。

先週に陽転したパラボリックについてはSAR値が19480円辺りに位置するため、しばらくは陽転シグナルが継続しそうである。一目均衡表では雲を上放れており、転換線が支持線として意識されている。遅行スパンは直近のもち合いレンジを上回っての推移のため、しばらくは上方シグナルが継続する展開が期待される。こう着ながらも、先高観の強い相場展開といったところか。20050-20250円のレンジを想定。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 今日の日経平均はこうなる~20050-20250円のレンジを想定