3営業日ぶりに反発。やや利食い先行で始まったが、75日線が支持線として機能する格好で切り返しをみせており、5日線を回復したほか、終値ベースでは3月21日以来の19300円を回復している。一目均衡表では雲下限での底堅さが意識されるなか、その後の切り返しで僅かではあるが、雲上限を上回ってきている。また、遅行スパンは実線を上放れ、上方シグナルを発生させてきており、シグナルが好転をみせつつある。週間形状では13週線を上回っての推移となり、今度、同線を支持線として機能させてくるかが注目される。価格帯別
出来高では19200-19500円処が一番積み上がりをみせているため、強弱感が対立しやすく、戻り待ちの売り圧力が意識されてくるところである。ただ、レンジ下限での底堅さがみられており、戻り売りを吸収。今後商いが一番積み上がっている19400-19500円処ではさすがに強弱感が対立することになろうが、この水準をクリアしてくるようだと、その上は商いが薄いところ。改めて20000円が意識されてくる可能性がある。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:シグナルが好転をみせつつある