【小幅高となる】19450-19650円のレンジを想定=村瀬 智一

2日の米国市場は下落。前日の大幅な上昇の反動もあり、NYダウは100ドルを超える下げとなった。この流れからシカゴ日経225先物清算値は、大阪比55円安の19555円だった。これにサヤ寄せする格好から、売りが先行しよう。

ただ、昨日の日経平均は安値引けとやや後味は悪いが、昨年末からのもち合いレンジを上放れてきたため、センチメントは改善されている。3月の米利上げの確率が上昇するなか、円相場は円安に振れやすく支援材料になりそうである。

ボリンジャーバンドでは一気に+2σ水準まで上昇。買い一巡後の膠着で陰線を形成しているが、+2σのレベルであり、ピーク形成にはならないだろう。一目均衡表では転換線、基準線、雲上限から上放れてきている。一旦は下方シグナル発生が警戒されていた遅行スパンについても、実線に沿った切り返しにより、上方シグナルが継続している。週足では上昇する13週線が支持線として煮詰まり感が台頭するなかで、上値抵抗を突破しつつある。週間形状でのパラボリックは陽転している。19450-19650円のレンジを想定する。








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情報提供元: FISCO
記事名:「 今日の日経平均はこうなる~19450-19650円のレンジを想定