*07:41JST NYの視点:米4月住宅着工件数増加、第2四半期の成長に寄与 米国商務省が発表した4月住宅着工件数は前月比+2.2%の140.1万戸と、予想140.0万戸を上回り、居住不動産市場の緩やかな回復の新たな証拠となった。重要項目となる1戸建ての住宅着工は前月比+1.6%で本年最高水準に達した。

住宅ローン金利の上昇や値ごろ感の悪化が住宅市場の逆風と見られていたが在庫不足が今後の建設を支援する可能性が指摘されている。住宅ローン金利が再び上昇した影響で5月12日までの週のMBA住宅ローン申請指数は‐5.7%。

住宅着工件数の順調な結果は4-6月期国内総生産(GDP)にも影響を与える。アトランタ連銀の4-6月期GDP見通しは前回の2.6%から2.9%へ上方修正された。米国経済の順調な成長は連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測をさらに強める。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NYの視点:米4月住宅着工件数増加、第2四半期の成長に寄与