皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。3日に春節明けの中国・上海総合株価指数が大きく動き、上海ゴムは9%下落しストップ安となりました。今日は気になる天然ゴム市場の見通しについてのレポートをご紹介します。

松永さんはブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」で、4日の上海ゴムについて、『5.1%安の1万280元で寄り付』いたと伝えており、『新型コロナウイルスの感染拡大や、それに伴う中国国内での輸送能力の低下、連休明けの中国企業の稼働再開が遅れていることなどが中国商品先物市場の工業品銘柄の圧迫要因となっております』と分析しています。

一方で『中国政府は、今回の新型コロナウイルスの感染拡大の防止の為に、春節による連休を7連休から10連休に延長しました』とのことで、『中国企業の多くは、来週10日あたりから操業開始となる見通し』であることから、『春節を前にして先月中旬あたりから買い付けを手控えてきた中国企業による天然ゴムや鉄、銅などの原材料の買い付けが来週あたりから活発化することも予想されます』と考察しています。『それを見越して今週後半あたりから上海ゴムに対する安値拾いが活発化することも予想されます』との見解です。

加えて、『中国のタイヤ生産が3~4月にピークシーズンを迎える』ことや、4日午前の時点で『上海螺子鋼や上海銅、上海タール、上海熱延鋼板、大連粘結炭、大連コークスなどプラス転換となってきた銘柄も目立って』きたことなどから、『東京ゴムの安値拾いを進めることも一考かもしれません』と伝えています。

参考にされてみてください。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の2月4日付「天然ゴム市場」「天然ゴム市場パート2」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京ゴムの安値拾いも一考か サンワード貿易の松永氏(三井智映子)