皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。今回はブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の「週間レポート」の中から天然ゴム市場についてのレポートをご紹介します。

松永総研の「天然ゴム市場の総括」のレポートでは、まず中国の自動車販売台数の動向について、『米中貿易戦争の影響を受けて昨年8月より13カ月連続で前年同月を大きく割り込み続けております』とのことで、この『自動車販売台数の大幅減少が天然ゴム価格を大きく下落させ』たと伝えています。

その背景として、『天然ゴムの9割ほどが自動車などのタイヤに加工され、その4割ほど が新車用タイヤに加工され』ること、また、世界最大の自動車販売市場が中国であることを挙げ、『中国での自動車販売台数と天然ゴム価格の関係性は強い』と分析しています。

また、『10月上旬に開催される閣僚級の米中通商協議の行方は注目』と示唆しており、『米中貿易戦争の影響で昨年8月から中国の自動車販売台数が前年同期を大幅に下回り続けているだけに、中国政府としても「自動車購入支援策を中心とした景気対策」の必要性を感じているようです』と考察しています。

加えて、『中国政府が自動車購入支援策を中心とした経済対策を発表し、10月上旬に行われる閣僚級の米中通商協議が前進することになれば、天然ゴム価格を大きく押し上げる要因となります』との見解を述べています。

東京ゴムRSS3のファンドポジションについては、『ようやくファンドの「手仕舞いの買戻し」が出始めました』とのことで、それが本格的となる可能性も高まってきたと示唆。これにより、『東京ゴム RSS3に対しては、しばらく強気な見方を続けるべきかもしれません』と指摘しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の9月12日付「週間レポート」にまとめられています。週間レポートは会員限定となっており、メール情報会員となれば読むことができます。ご興味があればご登録ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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情報提供元: FISCO
記事名:「 天然ゴム市場は強気な見方を継続か サンワード貿易の松永氏(三井智映子)