株式会社AerialPartnersは、ティエスエスリンクと提携し、暗号通貨資産の保全や相続手続きのためのサービスを提供するために、共同研究を始めることになった。

仮想通貨市場が急激に発展したことで、セキュリティがしっかりした、安全な仮想通貨資産の保全対策が急務となっている。仮想通貨取引所に対するハッキング攻撃はとどまるところを知らず、暗号通貨は常にリスクと直面している。
暗号通貨資産を、暗号通貨取引所からハードウォレットに移管して管理をするのも、ハードウォレットの紛失リスクや管理の煩わしさなどの問題がある。
機関投資家向けのカストディサービス(投資家に代わって暗号通貨資産の保管・管理などを行う業務)は市場に生まれてはいるが、個人向けの解決策は不十分である。不慮の事故で暗号通貨投資家が亡くなった際に、暗号通貨資産の相続、暗号通貨資産の存在自体を相続人に伝える実用的な解決策も十分ではない。
暗号通貨の保管や管理、相続問題などを解決するために、AerialPartnersは、デジタル情報を安全に活用するセキュリティのためのソフトウェアやサービスを行政機関や金融機関に提供しているティエスエスリンクと共同で研究を行うことにした。すべての暗号通貨投資家が、暗号通貨資産の保全や相続で悩むことのない社会の実現を目指す。


【ニュース提供・エムトレ】




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情報提供元: FISCO
記事名:「 ティエスエスリンクと共同研究を開始