こんにちは、フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。17日の天然ゴム市場では上海市場が堅調な値動きとなりました。 今回は、天然ゴム相場についてのレポートをご紹介します。

松永さんのレポートでは、『タイ政府は、天然ゴム価格テコ入れのために今年と来年の天然ゴムの作付面積を減少させる方針を示しました』と述べており、『作付面積の減少を実施した生産農家に対して支援金を支給する方針となっており、1ライ(1600平方メートル)辺り1万6000バーツ(約5万4000円)の支給となり、1家族=10ライまでとなっております』と、タイ政府が価格テコ入れ策を導入したことを伝えています。

天然ゴムは約7割が東南アジアで生産され、その中でもタイは筆頭。ほかにインドネシア、マレーシアで生産されていますが、タイ政府が価格テコ入れ策を投入してきたということは天然ゴムの価格が上昇する要因になりますよね。

松永さんもレポートで『「産地現物価格の下値は限定的」と考えるべきかもしれません』と伝えていますので、買い場探しも一考かもしれません。引き続き注視したいところです。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の7月17日付「天然ゴム市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。


フィスコマーケットレポーター 三井智映子



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情報提供元: FISCO
記事名:「 タイ政府が価格テコ入れ策で天然ゴム価格は上昇か サンワード貿易の松永氏(三井智映子)