こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

7/11付の「DailyOutlook」では、米企業の決算発表について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『日経平均は昨日、中期的な趨勢を示し上昇基調にある200日移動平均(22,171円、7/10時点、以下同)を上回った。3連騰で650円幅上昇しただけに、一旦戻り達成感も意識されやすいところだ。それでも、一目均衡表では先行スパン(雲の上限、22,389円)に接近しており、上抜けてくると先高観に繋がるポジティブなシグナルと判断される』と伝えています。

続けて、ファンダメンタルズ面では、今週末の13日から米企業の2018年4-6月期(2Q)決算発表が本格化することを挙げ、『S&P500構成企業のEPS(1株当たり利益)は前年同期比+20.4%と良好な伸びが予想されている(7/6時点)。当期間は、前年同期比でドル安、原油高となったことが差し引きで米企業の業績に追い風になったと推察される』と分析しています。

さらに、『米企業の決算発表は、銀行やハイテク関連を皮切りにスタートするが、国内関連銘柄の株価が連想で刺激される場面も想定される。また、7-9月期以降の業績見通しにおける米中間で発動された追加の関税賦課や、原料などコスト上昇による影響などを、日本企業へのインプリケーション(含意)として注目したい。日本企業の4-6月期決算発表は今月中下旬からスタートする。期初会社計画は保守的なものであったが、堅調推移との認識が広まれば、ファンダメンタルズ面からも先高期待を支えよう』とまとめています。

最後にレポートでは、『S&P500採用企業のEPS成長率推移と市場予想』を紹介しています。詳しくは7/11付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

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フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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情報提供元: FISCO
記事名:「 米企業の決算発表シーズン入りへ、SMBC日興証券(花田浩菜)