8月下旬、ハリケーン「ハービー」が猛威を振るったテキサス州・ヒューストンでは最大1メートル30センチを超す浸水に見舞われる大惨事となり、多数の住民が避難を余儀なくされた。ヒューストン北東部に位置するハンブル市では、帰宅した住民が屋内に忍び込んだ「侵入者」と出くわし、警察沙汰となった。

 衛星放送・新唐人テレビによると、同州ハンブル市在住のブライアン・フォースター(BrianFoster)さんが9月1日に帰宅した際、浸水した自宅のキッチンで体長274センチのワニを発見。慌てて警察に通報した。

 駆け付けた警察官はテープでワニの口を封じ、4人がかりで家から運び出した。動物保護局によると、捕獲したワニは生息地に戻される予定。

 ワニは、ハリケーンの猛烈な雨量により河川が氾濫し、周辺地域が浸水したため、生息地を離れて住宅地に迷い込んだと見られている。米政府は市民に対し、ワニを発見したら近づかず、警察に通報するよう呼び掛けた。

(翻訳・揚思)

【ニュース提供・大紀元】




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情報提供元: FISCO
記事名:「 テキサス被災地に意外な「侵入者」警察沙汰に