こんにちは、フィスコマーケットレポーター馬渕磨理子の「eワラントジャーナルの気になるレポート」です。

eワラント証券では、米国の政策転換により恩恵を受ける可能性のある銘柄群にまとめて投資できる新商品「米国政策転換バスケットeワラント」を開発したようです。3月13日(月)よりオンライン証券3社にて取り扱いが開始となっています。

これを受けて、eワラントジャーナルに「米国政策転換バスケットeワラント新登場!」という記事が出ていましたのでご紹介します。トランプ大統領の下で米国の政策がどのように転換していくのか、それにより恩恵を受ける分野はどこなのかを分析する興味深い内容です。

米国はトランプ大統領の誕生より、オバマ前政権下で行ってきた政策から大きく方針を転換することになりそうだと言われています。それにより【恩恵を受ける5分野】について記事では掘り下げて検討しています。

例えば、そのうちの1つ【税制改革】については個人向けで『富裕層にとっては実質的に減税となります。また、相続税の廃止も検討しているようです。』とのこと。法人向けでは『法人税率を現行の35%から15%に引き下げるのに加え、本国還流の現金への課税率を引き下げるとしています。』としています。記事にあるとおり、米国企業全体にとって追い風になりそうです。

また、【インフラ投資】については『雇用創出のため、1兆ドルの税金をインフラに投資する』とのことです。そのため、『工事を受注するエンジニアリング会社に加え、需要増により建設機器メーカーや建設資材メーカー』が恩恵を享受するとしています。

このような政策転換が実際に行われるのであれば、米国株に投資してみたい、と考える人も多そうですね。ただ、米株に投資したことがある人ならまだしも、これまで日本株を中心に投資してきた人にとっては、いきなりアメリカの個別銘柄を買うのはなかなかハードルが高いのではないか、と思われます。

今回、新登場した「米国政策転換バスケットeワラント」について、記事では『独自に選別した米国の政策転換で恩恵を受けると考えられる8銘柄(バスケットといいます)に、小額でレバレッジをかけた投資を、損失限定でできる有価証券』と紹介しています。

また、米国市場の具体的な個別株8銘柄についても詳しく解説しています。その中に防衛関連が3銘柄入っており、その比重の高さがうかがえます。今後はこの8銘柄をウォッチしておくとアメリカ経済の方向性が把握できそうですね。

なお、上記の記事の詳細は、eワラント証券が運営している「eワラントジャーナル」の3月6日付の特集「米国政策転換バスケットeワラント新登場!」にまとめられています。

馬渕磨理子の「気になるレポート」は各種レポートを馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合がありますので、ご留意くださいませ。

フィスコマーケットレポーター 馬渕磨理子





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情報提供元: FISCO
記事名:「 トランプ政権により恩恵を受ける銘柄群にまとめて投資!?~eワラントジャーナル(馬渕磨理子)