[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;25128.17;-1861.82
Nasdaq;9492.73;-527.62
CME225;21640;-670(大証比)

[NY市場データ]

11日のNY市場は大幅に下落。ダウ平均は1861.82ドル安の25128.17ドル、ナスダックは527.62ポイント安の9492.73ポイントで取引を終了した。景気回復の遅れやウイルス感染第2波を警戒し売り先行で寄り付いた。テキサス州など比較的早期に経済活動を再開した地域でウイルス感染による入院患者数が増加傾向にあることが嫌気された。米連邦準備制度理事会(FRB)が景気に悲観的見通しを維持しており、V字型回復期待が大きく後退。企業収益改善にも懸念が広がり引けにかけて下落幅を一段と拡大する展開となった。セクター別では、銀行や自動車・自動車部品、エネルギーを中心に全面安となった。
シカゴ日経225先物清算値は大阪基準値比670円安の21640円。ADRの日本株はトヨタ<7203>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、HOYA<7741>、キヤノン<7751>、資生堂<4911>、エーザイ<4523>、オムロン<6645>など、対東証比較(1ドル106.89円換算)で全般軟調。


<FA>

情報提供元: FISCO
記事名:「 11日のNY市場は大幅に下落