[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;25018.16;+1167.14
Nasdaq;8344.25;+393.58
CME225;19975;+165(大証比)

[NY市場データ]

10日のNY市場は反発。ダウ平均は1167.14ドル高の25018.16、ナスダックは393.58ポイント高の8344.25ポイントで取引を終了した。トランプ政権の景気対策への期待から上昇して始まった。共和党内の意見が分かれ、速やかな実施に懐疑的見方が広がり下落に転じる局面もあったが、大統領が共和党議員に対して年内の給与税の免除を打診したことや、米国内での新型コロナウィルス検査の自己負担金の免除や感染者の治療に関する保険適用範囲の拡大などが明らかになると投資家心理が大きく改善し、引けにかけて大きく上昇する展開となった。セクター別では銀行が大きく上昇、公益事業や食品・生活必需品小売りの上げは小幅にとどまった。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比165円高の19975円。ADRの日本株はトヨタ<7203>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、エーザイ<4523>、TDK<6762>、リコー<7752>など、対東証比較(1ドル105.65円換算)
で全般しっかり。


<FA>

情報提供元: FISCO
記事名:「 10日のNY市場は反発