[本日の想定レンジ]
 2日のNY市場は下落。中国が米国製品130品目に対する報復関税策の実施に踏み切ったことで貿易摩擦への懸念が高まったほか、アマゾンやテスラへの警戒も根強く、ハイテク株に売りが広がっている。ダウ平均は458.92ドル安の23644.19、ナスダックは193.33ポイント安の6870.12。シカゴ日経225先物清算値は大阪比385円安の21045円。
 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップ・ダウンでのスタートとなり、5日線や200日線をあっさり割り込んでこよう。その後は52週線あたりでの攻防といったところである。昨日は売り先行で始まり、その後上昇に転じると、一時25日線を上回る場面もみられた。しかし、14時半辺りから先物主導で失速する格好となり、結局は上ヒゲを残す格好で25日線を下回っている。週間形状では13週、26週線とのデッド・クロス示現により、早い段階でのリバウンドによってダマシにしたいところである。まずは52週線での踏ん張り処であろう。20950-21300円のレンジを想定。

[予想レンジ]

上限 21300円−下限 20950円



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情報提供元: FISCO
記事名:「 52週線での踏ん張り処