ドミニク・チェン 早稲田大学 文化構想学部 教授 1981年生まれ。博士(学際情報学)。NTT Inter Communication Center研究員、株式会社ディヴィデュアル共同創業者を経て、現在は早稲田大学文学学術院教授。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)Design/Media Arts専攻を卒業後、NPOクリエイティブ・コモンズ・ジャパン(現・コモンスフィア)を仲間と立ち上げ、自由なインターネット文化の醸成に努める。近年では、21_21 DESIGN SIGHT括「トランスレーションズ展ー『わかりあえなさ』をわかりあおう」(2020/2021)の展示ディレクター、グッドデザイン賞審査員(2016~)を務めるほか、人と微生物が会話できる糠床発酵ロボット「Nukabot」(Ferment Media Research)の研究開発や、不特定多数の遺言の執筆プロセスを集めたインスタレーション「Last Words/Type Trace」(遠藤拓己とのdividual inc. 名義)の制作等、国内外で展示を行いながら、テクノロジーと人間、そして自然存在の関係性を研究している。