美容室の口コミサイト「ヘアログ」( https://hairlog.jp/ )を運営する株式会社ノーマリズム(東京都目黒区)は、全国の10代~50代の男女を対象に、「美容師への不満やクレームはどこに言っていますか?」のアンケート調査を実施しました。アンケート結果をもとに、苦情やクレームの伝え方に関する消費者行動について分析しましたのでご報告いたします。


■調査概要
調査対象: 全国の10代~50代の男女
回答数: 100名
調査期間: 2023年3月14日~ 2023年3月15日
調査方法: インターネット調査
調査結果URL: https://hairlog.jp/special/article/12644


■不満があっても言わずに我慢する人が最多!伝える場合は予約・口コミサイト利用者が多い!

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「美容師への不満やクレームはどこに言っていますか?」の質問では、『言わずに我慢する』が28%、『予約・口コミサイト等に投稿する』が22%、『知人・友人に相談する』が18%、『直接言う』が16%、『直接電話する』が6%、『SNSでつぶやく』が6%、『その他』が4%となり、不満があっても言わずに我慢する人が最も多い結果となりました。また、不満を伝える場合は予約・口コミサイト利用者が多いことがわかりました。

それぞれの理由をまとめました。

《言わずに我慢する》
・不満を言ったところで、髪の毛が伸びるわけではないので、言わずに我慢しました。(50代/女性/兵庫県/パート、アルバイト)
・式場近くでたまたま利用したので今後二度と利用することはないと思ったから。クレームをつけたところでかなりぎりぎりとはいえ式には間に合ったのでどうしようもないと思ったから。(30代/女性/愛知県/専業主婦)
・言って気まずくなったり、逆恨みされたくない。もう行かなければいいだけ。(50代/女性/北海道/パート、アルバイト)
・円滑な関係を保ちたいから(40代/女性/茨城県/パート、アルバイト)
・知り合いなので、言い出せずにいます。(50代/女性/宮城県/専業主婦)

《予約・口コミサイト等に投稿する》
・直接言うのは自分ではできないので、不満は口コミで書いて、皆んなにも知ってもらいたいと思ったからです。(20代/女性/愛知県/パート、アルバイト)
・自分は2度と行かないが、美容師の技術の向上などのために助言として伝えておきたいから(30代/女性/愛知県/公務員)
・口コミサイトの方が他の人に分かりやすく伝えられるかなと思ったから。あとSNSはクレームというより愚痴に近いと思う。(30代/女性/京都府/派遣社員、契約社員)
・クチコミ評価は、美容室を決める重要なことなので、みんなに忠告しておきたかったから。(40代/女性/埼玉県/パート、アルバイト)
・予約する前に、口コミを見てもらえる可能性が高いから。(40代/女性/埼玉県/専業主婦)

《知人・友人に相談する》
・直接は言えないので、その美容院にはもう行かず、信用できる友人や家族に愚痴を聞いてもらってすっきりするから。(20代/女性/愛知県/パート、アルバイト)
・直接その場でお話できれば良かったのですが、その勇気はなく…。同じ美容院に通う友達に遠回しにお伝えしていただきました。謝罪をいただきましたが、恐怖心からストレートパーマをかけることはなくなってしまいました。(20代/女性/愛知県/正社員)
・美容師さんが子供の同級生の母親だったため言い出せなかった。誰かに聞いてほしかったので友人に話しました。(30代/女性/愛媛県/専業主婦)

《直接言う》
・美容室に不満があるわけではなく、その美容師個人に不満があるので、本人に直接言う方が良いと思ったから。(50代/女性/滋賀県/専業主婦)
・明らかにむかついたので(50代/男性/愛知県/正社員)
・その時は本当にショックだったので勢いで本人に言ってしまいました。(30代/女性/茨城県/正社員)

《直接電話する》
・電話をして、切り直してもらいました。でも、謝罪がなくて何かモヤモヤしてます。(30代/女性/鹿児島県/正社員)
・直接だと言いにくいのであとで電話でもうちょっとこうして欲しいと伝える(30代/女性/神奈川県/自営業、自由業)
・直接電話して直しが可能か確認するため。(30代/男性/青森県/正社員)

《SNSでつぶやく》
・本人に直接言える勇気はないが溜め込むとストレスになるので吐き出すために呟きたいからです(20代/女性/宮城県/学生)
・美容室を名指しで不満を言うのはやりすぎだと思ったので、なんとなくSNSを使って不満をぶつけました。(20代/男性/神奈川県/自営業、自由業)
・私自身がリピーターにならないだけなので、直接本人には伝えません。気軽に気持ちを伝えられる所へは吐き出します。(30代/女性/神奈川県/専業主婦)


■まとめ
「美容師への不満やクレームはどこに言っていますか?」のアンケート調査を行ったところ、言わずに我慢する人が最も多い結果となりました。また、不満を伝える場合には予約・口コミサイト利用者が最多となりました。

言わずに我慢する人の理由としては、「お店を変えればいいだけ」「気まずくなりたくない」という意見が多く見受けられました。苦情やクレームを伝えたとしても髪が元に戻るわけではないので、二度と利用しなければいいだけと考えている人が多くいました。また、美容師さんと気まずい雰囲気になるのが嫌で、円滑な関係を保ちたいことから言いたくても我慢する人も多く、中にはクレームを言うことで逆恨みが怖いと考える人もいました。

予約・口コミサイトに投稿する人では、「他の利用者にも共有したい」という意見が最も多く見受けられました。美容院を利用する際に口コミを参考にする人が多いため、目につきやすいところに共有したいと考えているようです。他の人が自分と同じような体験をしないようによく見られるサイトに投稿してみんなと情報を共有しているようです。

中には直接、電話や面と向かって苦情を言える人もいるようですが、このケースでいうと怪我をさせられたり、お直しが必要なほど大きな失敗があった時にこの手段を使う方が多いようです。ちょっとした不満や言いにくい苦情は、口コミサイトに投稿することで自分の気持ちを落ち着かせることもできますし、他の方の美容院選びの参考にもなるようです。


■調査結果の引用・転載について
本レポートの著作権は、株式会社ノーマリズムが保有します。
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■株式会社ノーマリズムについて
「最高の普通を追求します。これからの普通を創造します。」をコンセプトに、美容室の口コミサイト[ヘアログ]( https://hairlog.jp/ )など、主に美容室業界向けのWEBサービスを提供しています。



配信元企業:株式会社ノーマリズム
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情報提供元: Dream News
記事名:「 言わずに我慢する人が最多!「美容師への不満やクレームはどこに言っていますか?」のアンケート調査。