英国に本社を置き自動車技術に関する調査およびコンサルティングを手掛けるSBD Automotiveジャパン(名古屋市)では、欧州、米国、中国、日本市場で提供されている最新の車載HMIソリューションのユーザーエクスペリエンス(UX)を評価対象とした「UXベンチマーク評価レポート」をシリーズで発行しています。2022年12月20日に発行した最新レポートではXpeng P5のHMIおよびインフォテイメントシステムを評価しています。

今回、SBD AutomotiveのUX(ユーザーエクスペリエンス)専門チームでは、Xpeng P5のHMI UX評価を実施しました。Xpeng P5(中国市場車)の第一印象は非常にポジティブなもので、12.3インチのインストルメントクラスターとセンタースタック全体を占める15.6インチの縦型構成のセンターディスプレイを中心に、ミニマルで高品質、雑然としないコックピットが構成されています。すぐにわかる物理的な操作系はステアリングホイールだけですが、それすらもミニマルで、考え抜かれたデザインになっています。専門チームが実際に使用してみたところ、このシステムは高いレベルのレスポンス、機能性、安定性を備えており、最近のHMI UXの中では最高のスコアを獲得しています。ただし、常に改善の余地はあります。

https://insight.sbdautomotive.com/rs/164-IYW-366/images/IB_635_22d_Xpeng_P5_HMI_UX_Evaluation_JPN.pdf


SBDの「UXベンチマーク評価レポート」シリーズでは、以下の領域のスコア付けと分析を行っています。

>機能と特徴:ユーザーが期待している機能、必要としている機能、問題を解決する機能をソリューションが提供しているか(Wowファクターを提供しているか)評価する。
>信頼性/安定性:反復的なユーザビリティと、ユーザーが毎回同じような使用感(プラス のエクスペリエンス)を得られるかについて評価する。
>ユーザビリティ:提供される機能を簡単に習得・使用できるか評価する。人間工学、視 認性、ユーザビリティの特性の各領域とシステムにおける各種機能の実装状況を考察する。
>知覚品質:HMIコンポーネントの品質がどのように知覚され、それが全体的なユーザーエクスペリエンスにどのように影響するかを評価する。

2022年度の評価対象車種:Lucid Air、Rivian R1T、Renault Megane E-Tech、Xpeng P5(本書)、Hummer EV、Lexus NX

<レポートの詳細>
https://insight.sbdautomotive.com/rs/164-IYW-366/images/IB_635_22d_Xpeng_P5_HMI_UX_Evaluation_JPN.pdf



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配信元企業:SBD Automotiveジャパン
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情報提供元: Dream News
記事名:「 Xpeng P5の最新HMIおよび車載インフォテイメントシステムのユーザーエクスペリエンス評価結果をまとめたレポートをリリース