2020年6月1日
プロメテック・ソフトウェア株式会社

プロメテック・ソフトウェア株式会社(代表取締役社長:角家 強志、本社:東京都文京区、以下プロメテック)は、プロメテックが開発する粒子法(MPS 法:Moving Particle Simulation Method)理論に基づく流体解析ソフトウェアParticleworksの最新バージョン7.0、および離散要素法(DEM:Discrete Element Method)理論に基づく粉体解析ソフトウェアGranuleworksの最新バージョン2.0の販売、技術サポートを2020年6月1日から開始することをお知らせいたします。

Particleworksは、粒子法の一種であるMPS法に基づく流体解析ソフトウェアです。メッシュ生成を必要とせず、計算結果をもとに移動出来る粒子を計算点として利用することで、解析モデル作成などのプリ処理工数を大幅に削減し、撹拌、飛沫などの自由表面の大規模変形を伴う液体の挙動を高精度に安定して解析できます。パワートレーンのオイル挙動、エンジンオイルの冷却、自動車の冠水路走行・被水、食品、薬品、樹脂などの撹拌・混練、土石流やコンクリート流動、津波遡上などのシミュレーションを得意とし、日本発の革新的CFDソフトウェアとして注目を集めています。Particleworksは、自動車・輸送用機械、医療・製薬、食品・生活関連、土木・建築、電機・機械、素材・素形材、社会基盤・エネルギーなどの幅広い産業分野で導入実績があり、最近では日本国内のみならず、アジア、ヨーロッパ、北米の広い地域で導入が進んでいます。

Granuleworksは、離散要素法(DEM)の理論に基づく粉体解析ソフトウェアです。食品、医薬品、化学品、輸送機器、電子材料など、粉体を使った様々な製造プロセスや粉体加工、粉体装置の設計・改良に活用することができ、混合、搬送、充填、圧縮など粉体の現象を容易に解析できます。また、Particleworksと連成してシミュレーションを行うことで、気泡を考慮したエンジン内部のオイル挙動解析などを行うことが可能です。

【Particleworks、Granuleworks共通の新機能・強化機能】

操作性やパフォーマンスの向上
Particleworks7.0、Granuleworks2.0では、操作性やパフォーマンスが大幅に改善されました。フロントエンドを介さずAPIを用いた解析ワークフローの自動化が可能となり、各種プリポストの性能向上・新機能追加がおこなわれ、その処理性能が改善されています。

【Particleworksの新機能】

共役熱伝導解析
熱伝導解析機能が大幅に強化され、流体-構造物間の伝熱解析について機能追加や性能改善がおこなわれました。

気流解析機能(ベータ)
気液二相流を効率的に解析することが可能となります。

■ 価格および機能の詳細については、別途お問い合わせください。

プロメテック・ソフトウェア株式会社について (https://www.prometech.co.jp
プロメテック・ソフトウェア株式会社は、東京大学大学院工学系研究科システム量子工学専攻出身の藤澤智光と、同大学大学院工学系研究科システム創成学専攻の越塚誠一教授により、2004 年 10 月に東京大学発ベンチャーとして設立されました。東京大学ほか諸大学との密接な産学連携体制を有し、新進気鋭の技術者が常に最新の研究成果を取り入れて、産業界に製品やソリューションを提供しています。設立から十数年、現在では国内だけにととどまらず、アジア、ヨーロッパ、北米など海外のパートナーとの協業も拡大し、グローバルソフトウェア企業として成長を続けています。
プロメテック・ソフトウェア株式会社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧下さい。
URL: www.prometech.co.jp

本件に関するお問い合わせ
プロメテック・ソフトウェア株式会社
経営企画部 マーケティングチーム: 鈴木崇彦
Tel:03-5842-4082 Fax:03-5842-4123  E-mail: marketing@prometech.co.jp



配信元企業:プロメテック・ソフトウェア株式会社
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情報提供元: Dream News
記事名:「 粒子法流体解析ソフトウェア「Particleworks Ver.7.0」および 粉体解析ソフトウェア「Granuleworks Ver.2.0」リリースのお知らせ