「芸術は爆発だ!」のフレーズで知られ、絵画、彫刻、写真など様々なジャンルで活躍した芸術家・岡本太郎(1911~1996)。1970年には大阪万博のシンボル《太陽の塔》で一躍脚光を浴び、2025年の万博開催に向け、今またその芸術に注目が集まっています。本展では、川崎市岡本太郎美術館の協力の下、大作《明日の神話》を含む代表的な絵画、《太陽の塔》の資料、また岡本太郎が撮影した写真をご紹介します。「自己をみつめる太郎」「日本をみつめる太郎」「世界をみつめる太郎」の三つの章で展示を構成し、制作・文筆・撮影といったマルチな活動から革命的なビジョンを鮮やかに展開していった岡本太郎の姿に迫ります。常に自己に挑み、社会に向けて芸術の在り方を問い続けた岡本太郎から、現代を生きる私たちを鼓舞する「力」を受け取っていただければ幸いです。


会 期:2019年12月26日(木) ~2020年1月24日(金) 休展日:なし
会 場:大分県立美術館 1階 展示室A
時 間:10:00~19:00 ※金曜日・土曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
観覧料:一般 800 (600)円 大学・高校生 500 (300)円 中学生以下無料
※( )は前売り及び20名以上の団体料金 ※大分県芸術文化友の会 びびKOTOBUKI無料(同伴者1名半額)、TAKASAGO無料、UME団体料金 ※障がい者手帳等をご提示の方とその付添者(1名)は無料 ※学生の方は入場の際、学生証をご提示ください

岡本太郎展をご覧の方はコレクション展無料!岡本太郎展の会期中に限り、本展の半券提示でコレクション展を無料でご覧いただけます。

2019 コレクション展V「旅する美術」
会 期:12月6日(金) ~ 2020年2月4日(火)休展日:1月8日(水)
会 場:大分県立美術館 3階 コレクション展示室


[チケット(前売券・当日券)販売場所]
大分県立美術館、iichiko総合文化センター 1F インフォメーション、大分合同新聞社本社受付・同プレスセンター、トキハ会館 3Fプレイガイド、豊後プロパン「ビートパワー」、ヱトウ南海堂、大分市府内五番街商店街振興組合、NPO法人大分県芸振、大分県職員消費生活協同組合、ローソンチケット(Lコード83394)、チケットぴあ(Pコード769-571)
主  催:公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団・大分県立美術館
共  催:大分合同新聞社、TOSテレビ大分
企画協力:川崎市岡本太郎美術館
後  援:大分県、大分県教育委員会、NPO法人大分県芸振、西日本新聞社、JCOM:大分ケーブルテレコム株式会社、エフエム大分   
写真提供:川崎市岡本太郎美術館






【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000205219&id=bodyimage1

岡本太郎(1911~1996)について
岡本太郎は、漫画家・岡本一平と歌人・岡本かの子の長男として、神奈川県橘樹郡高津村(現在の川崎市)に生まれます。青春期をパリで過ごし、帰国後には、鮮やかな色彩と力強い線による独自のスタイルで、絵画や彫刻、壁画やパブリックモニュメントなどを制作します。今もなお人気を博す《太陽の塔》や《明日の神話》など、数多くの名作を残す、日本を代表する芸術家の一人です。


大分初となる「岡本太郎展」。本展は、岡本太郎の初期から後期までの代表的な作品や作風の変化を三つの章で巡ります。

1 自己をみつめる太郎  初期傑作が大分に!
青春期をパリで過ごし、20代前半の若さで第一線の芸術家たちと活動をともにした岡本太郎。帰国した後は、パリで学んだ前衛的な画法を土台に、対極主義*と名付ける独自の作風を発展させます。今回は岡本太郎の初期傑作として名高い《森の掟》の他、漫画家であった父・岡本一平を思わせる《作家》(1948年)など、自己との対話を深めた初期の優れた作品をご紹介します。

*対極主義…岡本太郎が自らの制作指針として唱えた、無機・有機、抽象・具象、静・動など、絵画表現上の相対する要素を、それぞれの特質のままに力強く描く手法。

2 日本をみつめる太郎  岡本太郎が撮影した写真を一挙に展示!
自己との対話を深めるとともに、「日本」の姿に果敢に迫った岡本太郎。
東京国立博物館で縄文土器に魅了された岡本太郎は、1952年「縄文土器論 四次元との対話」を発表、そして自ら土器や土偶の写真を撮影します。さらに京都や東北、沖縄を訪れ、文化遺産や原初的な日本人の姿を取材します。近年新たにプリントされた縄文土器の写真を含め、岡本太郎が50年代以降に撮影した写真群を約160点ご紹介します。




【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000205219&id=bodyimage2

3 世界をみつめる太郎 二大傑作を堪能!《明日の神話》と《太陽の塔》に出会える!
60年代後半からの岡本太郎は、社会問題を反映した作品や、世界規模の事業に関わる作品を生み出します。この時期の二大傑作が《明日の神話》と《太陽の塔》です。《明日の神話》はメキシコのホテルのために制作され、数奇な運命をたどった末、現在渋谷駅に設置されている大壁画です。本展では川崎市岡本太郎美術館が所蔵する、国内最大級の原画を展示します。《太陽の塔》については、1/50の彫刻作品や構想デッサン(複製を展示)等の資料をご覧いただきます。
さらに、会場で実際に座り写真撮影が可能な《座ることを拒否する椅子》など、幅広い岡本太郎の仕事をご紹介します。悲劇を乗り超える力と、未来への希望を託した中・後期の作品群をたっぷりとご堪能ください。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000205219&id=bodyimage3

<関連イベント>

■映画「太陽の塔」上映会
日時 2019年12月14日(土)
13:30~/16:00~ 各回112分
会場 iichiko総合文化センター 地下1階映像小ホール
定員 50名 参加費無料
【申込み方法】geibun@emo.or.jpへ、件名にイベント名、メール本文にお名前、参加人数、ご連絡先をご記入の上、お申込みください。定員に達し次第、締切とさせていただきます。


■岡本太郎展記念講演会 (1)「岡本太郎」という生き方:岡本太郎の芸術と人生
講師 平野暁臣氏(空間メディアプロデューサー/岡本太郎記念館館長)
日時 2019年12月22日(日)13:30~15:00
会場 大分県立美術館2階研修室
定員 80名 参加費無料
【申込み方法】お電話(097-533-4500)またはapp@opam.jpへ、件名にイベント名、メール本文にお名前とご連絡先をご記入の上、お申込みください。定員に達し次第、締切とさせていただきます。


■岡本太郎展記念講演会 (2)「原色の呪文―岡本太郎の芸術」
講師 佐々木秀憲氏(川崎市岡本太郎美術館 学芸担当係長)
日時 2019年12月26日(木)13:30~15:00
会場 大分県立美術館 2階 研修室
定員 80名 参加費無料
【申込み方法】お電話(097-533-4500)またはapp@opam.jpへ、件名にイベント名、メール本文にお名前とご連絡先をご記入の上、お申込みください。定員に達し次第、締切とさせていただきます。


■ワンコインリレーコンサート vol.3 現代音楽 新垣隆 ピアノコンサート
出演 新垣隆氏(作曲家・ピアニスト)
日時 2020年1月4日(土)
14:00開演(15:00終演予定)/18:00開演(19:00終演予定)
会場 iichiko総合文化センター iichiko音の泉ホール
入場料 500円(全席指定)
【申込み方法】チケットのお申込みは担当窓口へお電話(097-533-4004)またはiichiko総合文化センターホームページをご参照ください。


■学芸員によるギャラリー・トーク

日時 2019年12月28日(土)2020年1月11日(土)、1月18日(土)各回14:00~
会場 大分県立美術館1階 展示室A
参加費無料(要展覧会観覧券)
申込み不要 当日参加可


メディア向け内覧会のお知らせ
日時 2019年12月26日(木)
開会式 9:15~9:45/ 内覧会 9:45~10:15(9:00受付開始)
会場 大分県立美術館1階 展示室A
ご参加いただける方は以下をご記入の上、Fax:097-533-4567
または Email:info@opam.jp にて12月20日までにお申込みください。
お名前:
ご所属:                  参加人数:
Tel:             E-mail:




問い合わせ:公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団
大分県立美術館 担当学芸員 木藤・池田 広報担当 梶原(雅)・後藤・植木
ホームページ
http://www.opam.jp/exhibitions/detail/528 T el 097 533 450 0 E mail:info@opam.jp




配信元企業:公益財団法人 大分県芸術文化スポーツ振興財団
プレスリリース詳細へ

ドリームニューストップへ
情報提供元: Dream News
記事名:「 【プレスリリース】岡本太郎展