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株式会社gene (本社:愛知県名古屋市、代表取締役:張本 浩平、以下gene)は、「障がいではなく子どもをみる」という視点に立って、小児とご家族の生活に対する支援までを考える雑誌『小児リハビリテーション』vol.3を2019年2月15日より発売いたします。本誌は、小児を担当するセラピストへの情報だけでなく、「一緒に子育てをする考え方」を提唱し、疾患と子どもをみるために必要な考え方や支援の方法をお伝えする、我が国唯一の小児リハビリテーション専門雑誌です。

▼書籍のサイト▼
https://www.gene-books.jp/SHOP/J-SR-S003.html

※メディア様への献本可能です。ご希望の場合お問合わせください。

■書籍の内容
【 - 今号特集:「発達障害の変化を捉える」 - 】
発達障害(ASD、ADHD、SLD、DCD)児・者と、さまざまな分野・職種がかかわる機会が増え、社会的関心も高まってきています。
その時流を捉え、今年度は「発達障害を理解する・発達障害への介入・発達障害の変化を捉える(アウトカム)」の3回に分けて取り上げてきました。今号では、その最終回として「発達障害を俯瞰的に理解し、クリニカルリーズニングに繋げること」を目標とした内容を特集しました。
学習本にありがちな「これをやれば解決する」ではなく、それぞれのケースに合った支援を目指した情報を掲載した、実践向きの内容となっています。

【 - 東京パラリンピック出場を目指す、兄弟選手にインタビュー - 】
2020年の東京パラリンピック開催に向けて、「ボッチャ」競技への関心も高まってきています。そんな中、パラリンピック出場を目指して「ボッチャ」に取り組む、ご兄弟(兄17歳、弟15歳、兄弟とも筋ジストロフィー)が愛知県にいました。
夢にも、リハにも、まっすぐに取り組むお二人。パラリンピック出場が有力視される兄弟選手の、競技に対する熱い想いや練習の様子、リハに対する前向きな思いなどを伺いました。

■編者メッセージ
今回のテーマは、「変化をとらえる」です。変化には、各種評価により求める「発達段階」や「できるようになった」という、目に見えるもので短期的にとらえるものもありますが、目に見える具体的な変化や発達指数では示すことのできない「総体的な変化」をとらえることや、長期的な視点もあります。
子どもが発達する過程において「一見否定的な行動」が現れることもありますが、その背景を含めて総体的に評価すると、実は否定的なものではなく、成長・発達の1つの現れ方であることに気づくこともあります。
我々専門家といわれる人たちは、子どもが大人になり、幸せに暮らすためにかかわっています。医学的・専門的な知識と解釈を基礎として、それらを対象児者の生活状況に合わせて最適に組み合わせて理解し、行使することがもっとも大切です。
今回は、各専門的立場の方に、長い経験に基づいた子どもの捉え方を、ライフステージにわたって支援することを軸にして書いていただきました。それぞれ述べられている事柄エッセンスを読み解くことで、乳児期から成人期に至るすべてのライフステージで、彼らの豊かで幸せな暮らしを専門家として支援していくために、本書が一助となれば幸いです。

【本書概要】
■タイトル:小児リハビリテーション vol.03
■発行元:株式会社gene
■価格:¥2,700 (税込)
■年間購読価格:¥7,500 (税込) 年3巻
■判型・ページ数:B5判・112P
■ISBN:978-4-905241-64-5

■目次
(通巻特集)発達障害(3)変化を捉える 幸せな暮らしを支えるプロとして
執筆:中部大学 客員教授 作業療法士
中路 純子

001 巻頭INTERVIEW 子どもと共に ~筋ジストロフィー~
インタビュイー:兄17 歳 男性・弟15 歳 男性
兄弟とも、筋ジストロフィー
パラリンピック競技「ボッチャ」選手

007 巻頭絵本 なみだが ひとつ
文:すずき しのぶ
絵:なるかわ しんご

011 特別対談 子どもたちとセラピストへのメッセージ
~人とかかわり、引き出しを増やそう~
対談者:中路 純子 中部大学客員教授 作業療法士
大西 繁  理学療法士

024 発達障害のある児の発達・成長の捉え方 ~児童精神科医として~
執筆:名古屋大学心の発達支援研究実践センター 特任教授
児童精神科医
野邑 健二

034 理学療法士が捉える子どもの変化
~発達障害の評価の仕方、ライフステージの変化による課題~
執筆:豊橋市民病院リハビリテーションセンター
理学療法部門 理学療法士
神谷 猛

046 作業療法士が捉える子どもの変化
執筆:京都大学大学院 医学研究科 准教授
作業療法士
加藤 寿宏

056 言語聴覚士が捉える子どもの変化
執筆:言語聴覚士
田中 真寿美

068 心理士が捉える子どもの変化
~子どもの育ちを支援する「温かいまなざし」~
執筆:中部大学 現代教育学部 教授
臨床心理士
大河内 修

079作業療法士と遊具メーカーのコラボレーションはじまる
~保育園・幼稚園の「あそび」に作業療法士の視点をとりいれる取り組み~
文献監修:河本 佳子
元スウェーデン作業療法士

084 障害をもった子の内部障害(3)「代謝系」
執筆:群馬パ―ス大学保健科学部理学療法学科
教授 理学療法士
木村 朗

090 他職種からみたセラピスト(2)
母子保健からの発達支援 ~保育士の立場から~
執筆:日本医療科学大学
保健医療学部 看護学科 教授
保健師・看護師・臨床発達心理士
奥野 みどり

098 こどもの伸びる力を信じる食事支援(3)
具体的方法その2「食事姿勢」について
執筆:社会福祉法人 小羊学園 つばさ静岡
医務部長 医師
浅野 一恵

112 次号予告・奥付

■今後の展開
【 - 次号特集:「重症心身障害って、何だろう?」 - 】
2019年度の年間特集は、「重症心身障害」を取り上げます。
次号のvol.4では、小児リハビリテーションの第一線で活躍する先生方をお招きして、対談形式にて重度心身障害についてお話いただきます。
また、彼らの生活に寄り添い、医療的ケアを含め、不安や困難にどのように対応していけばよいのか、専門職の視点でお伝えしていきます。

■会社概要
商号   : 株式会社gene
代表者  : 代表取締役 張本 浩平
所在地  : 〒461-0004 愛知県名古屋市東区葵1丁目26番12号 IKKO新栄ビル 6階
設立   : 平成19年1月31日
事業内容 : コメディカルスタッフ対象のセミナー企画・運営・出版事業/事務局代行事業・貸会議室事業/介護保険事業(訪問看護ステーション・デイサービス運営)
資本金  : 1,000万円
URL   : https://www.gene-llc.jp/


情報提供元: Dream News
記事名:「 『小児リハビリテーション vol.03』2月15日より発売開始 ~ 国内唯一!「子どものリハビリテーション専門誌」の最新号 ~