【本書の特徴】
◇関西の駅名は、難読もの、由来が珍妙なものなど、トリビア的なネタの宝庫。素直に地名から付けられた駅名もあれば、政治的な思惑で付けられた駅名もある。
なぜか自治体の名称と「読み」だけが違う駅名も結構ある。普段何気なく目にしている駅名にも、実はこんな「裏話」があったのか! 
という驚きと発見の喜びを感じてもらえるユニークな一冊。

【本書の目次】
第1章 駅名の命名&変更をめぐる謎

関西最初の鉄道、地下鉄、新交通システムの駅名は?
明治期の難読駅名・春照駅の紆余曲折
日本一駅名の変更がめまぐるしい駅はどこか?
阪急にあった「桜井ノ駅」駅の駅名の由来は?
かつて京都市内には東一条停車場や八条駅もあった!
路線の廃止、駅自体の廃止で消滅した難読駅名とは?
施設の名を冠したさまざまな「駅名」あれこれ
向日市誕生後も残った「向日町駅」
昭和時代末期、平成に開業した新駅の難読駅名は?
武将の家紋に由来する駅名が実在する?
曲折を経て結局もとへ戻った駅名とは?
京都の「日本最初の路面電車」には停留場がなかった!
JRの新駅は必ず難解な表記の一部を平仮名にする?
今後開業する新駅の駅名は決まっているのか?
駅名改称で「天文学的数字」にちなむ駅名が誕生した?

第2章 地名&表記・読みをめぐる謎

関西にはいずれも読みが違う「柏原駅」が3カ所ある!
漢字の表記が同じでも読みの違う駅名は?
漢字の表記が同じでも読みの違う駅名は?
自治体名、大字名と駅名の表記、読みが違う駅名とは?
有馬口駅はこれまでに三つも存在した!
JR敦賀駅発の新快速が停まるふたつの「たかつき」駅
米原駅の地元の地名は「まいばら」でなく「まいはら」?
人形の町の玄関口・松屋町駅には地元ならではの読み方があった!
尾鷲駅の読みはその昔「をわし」だった?
地下鉄や南海の「なんば」駅は漢字が正しい表記か?
もっとも多い同一表記、読みの駅名は何か?
関西には漢字の表記や読みが同じ駅名が複数ある!
漢字が違っても読みが同じ駅名あれこれ
一駅進むごとに漢字が一字ずつ増える路線があった!

第3章 駅名の由来&表記をめぐる謎

淡路島に日本最古の地名にちなむ駅名が存在した?
教科書に載っている用語、地名ゆかりの駅名とは?
大坂随一の豪商・淀屋に由来している淀屋橋駅
JRが大阪駅で私鉄、地下鉄が梅田駅なのはなぜか?
江戸の佃島と阪神千船駅の旧駅名との深い関わりとは?
甲子園駅は干支ゆかりで大変縁起の良い駅名だった!
人名にちなむ駅名をつけた平成開業の駅とは?
阪神香櫨園駅と京阪香里園駅との意外な関係とは?
関西には片仮名だけの駅名が多い?
マキノ駅は旧国鉄で二番目の片仮名だけの駅だった?
近江鉄道にスクリーン駅が誕生した経緯とは?
播州赤穂駅が「旧国鉄唯一の例外」とされる理由は?
JRに「ノ」を織り込んだ駅名が多いわけとは?
京都河原町駅などの副駅名や併称は今後どうなるのか?

第4章 駅の立地&意外な駅名をめぐる謎

関西二府五県で県名を冠した駅名がないのはどこか?
駅名などに数多く登場する関西の十五の旧国名
奈良県内に「但馬」駅や「石見」駅がある?
備前福河駅が岡山県でなく兵庫県にあるわけとは?
南海本線の普通列車が停まらない駅が同線にある?
箕島駅がある有田市と紀伊有田駅との関係は?
阪神武庫川駅は駅名通り川の真上に駅がある?
西中島南方駅は「西」なのか、「南」なのか?
関西一短い駅名は日本一短い駅名だった!
関西一表記が長い駅名、読みが長い駅名はどこか?
日常会話・ダジャレのような駅名あれこれ
日常会話・ダジャレのような駅名あれこれ
関西の縁起の良い駅名はどこか?
神戸市の「旧居留地・大丸前駅」が稀少な理由とは?
阪神ではないのに野田阪神駅とはこれいかに?
関西にも福島駅や小倉駅、大宮駅、日本橋駅があった!
上から読んでも下から読んでも同じ駅名とは?
阪急の駅の数をめぐる込み入った事情とは?
阪急今津線の阪急か阪神かわかりにくい駅とは?

第5章 「関西屈指の難解駅名」をめぐる謎

「大和三山」を冠した難読中の難読駅名
JR桜井線は難読駅名の宝庫だった!
桜井線に負けない近鉄生駒線の難読駅名
千年の都・京都は全国屈指の難読駅名のオンパレード
大阪市内にある浪速ッ子も読めない阪急の駅名とは?
二見ヶ浦の夫婦岩の最寄駅は「ふたみがうら」駅ではなかった!
まったく読み方が異なる平城駅と平城山駅
大手私鉄・南海の「なんかい」な駅名があれこれ
「放出」という表示の電車は乗っても良いのか?
最後の一字が読めない信楽高原鐵道の「紫香楽宮跡」駅
三重県の松阪駅と滋賀県の甲賀駅は「濁らない」のが正しい?
自然現象ゆかりの難読駅名あれこれ?
全国的に珍しい漢字が三字で読みが二字の百舌鳥駅
植物ゆかりの柘植駅、菖蒲池駅は屈指の難読駅名か?
動物ゆかりの難読駅名あれこれ
関西の鳥類ゆかりの難読駅名あれこれ
 漢数字を織り込んだ難読駅名あれこれ
青木駅や小林駅、石原駅は苗字とは読みが違う?
人名のような駅名の意外な読み方
うっかり間違えてしまいそうな難読駅名
うっかり間違えてしまいそうな難読駅名
滋賀県を流れる愛知川は「あいちがわ」ではなかった!
市営地下鉄谷町線の野江内代駅は女性ゆかりか?
日本屈指の難読駅名・市営地下鉄「喜連瓜破駅」が誕生した経緯は?

【著者紹介】
川口素生(かわぐち・すなお)
1961年、岡山県生まれ。岡山商科大学商学部、法政大学文学部史学科卒業。日本史全般の著述活動を中心に活躍。鉄道、特に駅名標と駅前の銅像を愛する自称「銅像鉄」で、鉄道をめぐる「裏ネタ」「歴史ネタ」にも精通する。

書籍URL:
http://www.yosensha.co.jp/book/b279728.html


[商品概要]
洋泉社書籍『思わず人に話したくなる関西「駅名」の謎』
定価:本体1,400円+税
発売日:2017年2月16日(木)
判型:四六判/224ページ
ISBN:978-4-8003-1166-5
発行所:株式会社洋泉社


<報道関係の方からのお問合せ先>
洋泉社プレス窓口  E-mail yosensha.press@gmail.com  TEL 03-5259-0251





情報提供元: Dream News