株式会社三笠書房(東京都千代田区/代表取締役:押鐘太陽 http://www.mikasashobo.co.jp/ )は、新刊書籍「読めば読むほど恐ろしい原典『日本昔ばなし』」(著者:由良 弥生)を2月26日(金)に発売いたしました。

シリーズ累計130万部突破!
子殺し、残酷な仕打ち、剥き出しの性欲・・・・・・
目を背けたくなる物語の中に、
語り継ぎたい”人の本質”や”知恵”が隠されている――


(こ、これはッ)
女房の首が、串に刺されて囲炉裏の灰に突き刺されていた。その目は夫を見上げ、ぽたぽたと涙を流している。
夫は凍りついてしまったかのように身じろぎもできなかった。
「おまえさん、なあ」
再び女房の首が口を開いた。そのときだった。女房の首がひょいっと串から飛び離れ、夫の首にしっかりと食らいついた。(〈女房の首〉より)
そのほか、
【瓜から生まれた…】全裸で柿の木に吊るされた〈瓜子姫〉
【なさぬ仲】大釜で煮殺された兄妹の復讐〈継子と笛〉
【マントを被ると…】美しい娘から醜い老婆へ変身!〈婆皮〉
【仲良し姉妹】菜の花の下には姉が埋まっている〈お銀小銀〉
〈三枚のお札〉〈鬼の子小綱〉〈油取り〉〈蛇女房〉〈大工と鬼六〉〈犬婿入り〉…全11話
毒をたっぷり含んだ“この怖さ”に、目をそらしたくても、そらせない!


◆商品情報
書名:読めば読むほど恐ろしい原典『日本昔ばなし』
著者:由良 弥生
定価:630円+消費税
ISBNコード:978-4-8379-6779-8
発行所:株式会社三笠書房

★アマゾン書籍
「読めば読むほど恐ろしい原典『日本昔ばなし』」(著者:由良 弥生)
http://www.amazon.co.jp/dp/4837967795

★三笠書房ブックストア
「読めば読むほど恐ろしい原典『日本昔ばなし』」(著者:由良 弥生)
http://www.mikasashobo.co.jp/c/books/?id=100677900


◆本書の特徴
大人にも読み応えのある「昔ばなし」を取り上げ、原点に忠実に再現。
あえて「毒」を抜かず、語り継がれてきた「昔ばなし」の本当の怖さ、
面白さを味わえるよう、工夫してあります。
それぞれの話のあとには、「解説」として
物語が語り継がれてきた地域や、話中に登場する人や物の由来、
どんなテーマを訴えたかったのかなどを盛り込み、
昔ばなしをより深く楽しめる作品に仕上がっています。


◆目次
一 女房の首(にょうぼうのくび)
二 瓜子姫(うりこひめ)
三 継子と笛(ままことふえ)
四 三枚のお札(さんまいのおふだ)
五 鬼の子小綱(おにのここづな)
六 油取り(あぶらとり)
七 蛇女房(へびにょうぼう)
八 大工と鬼六(だいくとおにろく)
九 姥皮(うばがわ)
十 お銀子銀(おぎんこぎん)
十一 犬婿入り(いぬむこいり)


◆著者:由良 弥生(ゆらやよい)
日本や世界の読み物文学に興味をいだき、古典や伝承の追究を続けている。
地域をこえて共通する比喩的表現に関心をもち、童話や昔話の再現に挑戦、ベストセラーを次々と生み出す。
当時の世相、風俗、恋愛、さらには人々の深層心理を探り、大胆に描写するその巧みな筆致は多くの人に支持され、高い評価を得ている。
著書には、
『大人もぞっとする 初版「グリム童話」』
『大人も眠れないほど恐ろしい 初版「グリム童話」』
『大人もぞっとする 原典「日本昔ばなし』
『眠れないほど面白い「古事記」』
『息つく暇もないほど面白い「源氏物語」』
『眠れないほど面白い「今昔物語」』
『読めば読むほど面白い「古事記」75の神社と神様の物語』
『眠れないほど面白い「雨月物語」妖美怪奇な9つの話』
(以上、三笠書房《王様文庫》)などがある。



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情報提供元: Dream News