シンガポール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --成熟したスケーラブルかつ効率的なアンモニア活用ソリューションを提供するアモジーは本日、日本を拠点に貿易・輸出入を手掛けるグローバル商社である伊藤忠商事(以下「伊藤忠」)との間で覚書(MOU)を交わしたと発表しました。この戦略的パートナーシップは、アモジーの技術を伊藤忠の船舶に応用する可能性を探ることが狙いです。




アモジーは、液体アンモニアを電力に変換するモジュール化されたシステムを開発しました。このシステムには、液体アンモニアを水素と窒素の基本元素に「分解する」部分に革新的な技術が絡んでいます。そして、水素が燃料電池に送られ、船上で効率的な発電が行われます。アモジーは伊藤忠と手を組み、伊藤忠が所有、運航もしくはチャーターする船舶にアモジーのシステムを導入する機会について調査を実施します。


両社は適切な船舶の特定、既存の船舶のレトロフィットや新規船舶の設計に関する情報提供で緊密に連携し、技術的な専門知識の提供と事業のスコーピングで協力します。このパートナーシップは、アンモニアのバンカリング事業、アドバイザリー業務、設備利用、アンモニア供給における協力といった取り組みを含む、より広範なアンモニアと水素のバリューチェーンにおけるその他のプロジェクトにも拡大する可能性があります。


「伊藤忠商事と共にこのプロジェクトに乗り出すことができ、ワクワクしています」とアモジーのソンフン・ウーCEOは話しています。「今回の提携は、海運産業における持続可能なエネルギーソリューションを探る上で重要な一歩となります。私たちは力を合わせてイノベーションを推進し、より環境に優しい未来に貢献することを目指します」


「アモジーと協業でき、うれしく思います。アモジーのソリューションが、アンモニアを船舶燃料として利用する当社の統合プロジェクト開発の選択肢になることを期待しています」と伊藤忠商事グリーン・イノベーション営業室長の赤松健雄氏は話しています。


アモジーおよびアモジーのクリーンエネルギー技術について詳しくは、www.amogy.coをご覧ください。


アモジーについて


アモジーは、海運、発電、重工業など、脱炭素化が困難な業界の脱炭素化に向けたカーボンフリーエネルギーソリューションを提供しています。実用化が実証されている同社の特許取得済みアンモニア分解技術は、成熟したスケーラブルかつ高効率な液体アンモニア分解法であり、水素燃料電池と組み合わせて、リチウム電池の5倍のエネルギー密度での発電を実現します。


アモジーは本社をニューヨーク市ブルックリン区に置き、テキサス州ヒューストン、ノルウェーのスタバンゲル、シンガポールなどにも拠点を置いています。アマゾンの「クライメート・プレッジ・ファンド」、テマセク、SKイノベーション、アラムコ・ベンチャーズ、三菱商事、APベンチャーズなどの投資家の支援を受けています。詳細は、LinkedInXInstagramThreadsFacebookYouTubeでアモジーをフォローするか、www.amogy.coをご覧ください。


伊藤忠商事について


伊藤忠商事の歴史は、創業者の伊藤忠兵衛が麻布の取引を開始した1858年にまで遡ります。以来、同社は160年以上にわたって進化し、成長してきました。世界61か国に約90の拠点を持ち、繊維、機械、金属、鉱物、エネルギー、化学品、食料、生活資材、不動産、情報通信技術、金融など様々な商品の国内取引、輸出入取引、海外取引の他、国内外での事業投資を行っている大手総合商社の一つです。詳しくは、www.itochu.co.jpをご覧ください。


本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


Contacts


Media
amogy@famapr.com

情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 船舶の脱炭素化に向けアモジーと伊藤忠商事が提携、アンモニアを活用したソリューションの導入を検討