次なる成長段階を率いるCEOとしてロバート・ダンカンが任命される

アラブ首長国連邦ドバイ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- テルフォード・オフショア・グループ(「テルフォード・オフショア」もしくは「当社」)は本日、Merced Capitalの関連事業体に買収されたことを発表しました。この買収により、先に発表した競争的売却プロセス(「売却プロセス」)が完了しました。テルフォード・オフショアは、Merced Capitalの完全子会社となりました。

本取引の一環として、Merced Capitalはシドリー・オースティンの助言の下、当社の次なる成長段階を支援してバランスシートを改善し、本取引後の純負債をゼロにすべく、当社に新規資本を注入しました。財務スポンサーの支援と流動性の大幅な強化により、テルフォード・オフショアは世界のエネルギー業界で進行中の回復と、それに伴うオフショア・サービスの堅調な需要から恩恵を受けられる有利な立場につくことができます。

テルフォード・オフショアは、当社の新たな最高経営責任者(CEO)にロバート・ダンカンが任命されたことも発表しました。ダンカンはフレーザー・ムーアの後任として、直ちに職務を開始します。ダンカンは20年以上にわたり、オフショア・エネルギー業界と海洋業界でグローバル・チームを統括してきた経験を持つ、尊敬される幹部です。直近では、キャピタル・ストラテジーズ・インターナショナルの創立者、最高経営責任者であり、その前はシーフォックス・インターナショナルの最高経営責任者でした。

Merced Capitalのパートナーのジョー・マッケルロイ氏は、次のように述べています。「当社は、テルフォード・オフショアの創業以来、同社の主要な財務スポンサーを務めているため、同社の歴史における新たな章において、チームを引き続き支援していくことが楽しみです。ムーア氏が築いた強固な基盤と、この移行期間における同氏の支援に感謝します。今後、同社の基盤を発展、強化させ、オフショア・サービス市場での成長機会を捉えていくうえで、ダンカン氏は理想的なリーダーだと確信しています。」

テルフォード・オフショアのロバート・ダンカンCEOは、次のように述べています。「テルフォード・オフショアにとって極めて重要な時期に入社することを光栄に思います。私たちの業界も、数年の厳しい状況を経て力強い回復が見込まれる初期段階にあり、重要な時を迎えています。新しい所有者と合理化されたバランスシートの下、テルフォードは業界リーダーとしての立場をさらに強固なものにできるでしょう。」

テルフォード・オフショアの顧客、ベンダー、従業員に対する継続的なコミットメントに影響はなく、現行の事業は通常通り継続します。現在テルフォード・オフショアは5つの資産があり、いずれも国営石油会社(NOC)や国際石油会社(IOC)などの強力な企業と協業する契約を締結しています。

– テルフォード25:800トンのクレーン、硬質パイプ敷設に対応、甲板面積1500m2、バース379基

– テルフォード28:270トンのクレーン、甲板面積1500m2、バース462基

– テルフォード30:270トンのクレーン、硬質パイプ敷設に対応、甲板面積300m2、バース480基

– テルフォード31:400トンのクレーン、甲板面積1300m2、バース477基

– テルフォード34:800トンのクレーン、硬質パイプ敷設に対応、甲板面積1350m2、バース339基

ロバート・ダンカンの経歴

ダンカンは過去20年以上にわたり、世界のエネルギー業界の組織で多数の経営幹部職を務めました。過去17年間は、アラブ首長国連邦に拠点を置いています。ダンカンは直近では、キャピタル・ストラテジーズ・インターナショナル・リミテッド(CSIL)を創立し、オフショア・エネルギーおよび海洋分野の企業や金融機関に、質の高い専門サービスを提供する同社を統括しました。それ以前の2007年~2017年は、国際的なオフショア・エネルギーおよび海洋サービス企業のシーフォックス・インターナショナルで、最高商務責任者、最高経営責任者、最高財務責任者を含む多様な役割を務めました。またダンカンは現在、世界的なオフショア・エネルギー分野にサービスを提供する契約社員・正社員ソリューション人材派遣事業大手のアドバンス・グローバル・リクルートメントで、非常勤取締役を務めているほか、Van Aalst Group B.V.の中東向け総代理人も務めています。ダンカンは、スコットランド勅許会計士協会(ICAS)と英国勅許公共財務会計協会(CPFA)の資格保有メンバーです。

テルフォード・オフショアについて

テルフォード・オフショアのフリートは、テルフォード25、テルフォード28、テルフォード30、テルフォード31、テルフォード34の5隻の最新船舶で構成されています。これらのDP3能力と常設walk-to-workシステムにより、固定・移動式の生産設備を安全かつ非常に高い接続率で利用できるため、停泊中のダウンタイムを削減できます。多目的に活用できるため、1つの船舶で多様な業務を行うことができます。各船舶は、居住サービス、海中およびトップサイドでの重量物吊り上げサービス、硬質・軟質パイフの敷設、海中工事を実施できます。テルフォード・オフショアは顧客の要件に適応して、最も過酷な環境でも操業でき、オフショア作業場への安全なアクセスとサポートを提供しています。詳細情報については、www.telfordoffshore.comをご覧ください。

Merced Capitalについて

Merced Capitalは1988年に設立されたプライベート投資会社で、ミネソタ州ミネアポリスに拠点を置いています。同社は、大手寄付財団、年金基金、ファミリーオフィスを含む機関投資家に代わって、資金を運用しています。同社は世界のエネルギー、海運、オフショア・サービスの業界で幅広い関連経験を有しています。

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Contacts

For further information:
FGS Global
E: merced@fgsglobal.com
or
Telford Offshore
E: contact@telfordoffshore.com

情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 テルフォード・オフショア、売却プロセスとMerced Capitalによる買収の完了を発表