世界各地の8000人を超える従業員を対象とした調査により、さまざまな世代が職場でのニーズと要望について共通の見解を持っていることが明らかに

チューリヒ & シカゴ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界有数の経営陣アドバイザリー会社のエゴンゼンダーは本日、主要な世界的経営コンサルティング会社のカーニーと提携して、8カ国の8000人を超える回答者を対象とした新しい調査の結果を発表しました。職場での世代間の隔たりの通念は否定され、よくある考えに反して、Z世代、ミレニアル世代、X世代、ベビーブーム世代が職場の問題に関して異なるというよりも似通っていることが示されました。


Different Generations, Same Ideals: What Workers of All Ages Value in their Jobs(異なる世代、同じ理想:すべての年齢層の従業員が仕事で重視するもの)」と題されたこの調査では、世代間の類似点と相違点が分析され、特に個人の幸福、仕事と生活のバランス、リーダーシップに求められる性質に関して、より多くの共通点があることが明らかになりました。世代間の最も顕著な違いは、各集団のキャリア願望の定義とその達成計画にあります。

主な調査結果は次のとおりです。

  • すべての世代にとって、個人の幸福、安定、仕事と生活のバランスは、お金よりも重要です。調査回答者の82パーセントが、雇用主を選ぶ際に、従業員の幸福への配慮が最も重要な要素であることに同意しました。財務の安定性が、従業員が組織に求める最大の要素の2位にランク付けされ、仕事と生活のバランス、競争力のある給与、祝賀の文化がそれに続いています。
  • すべての世代が、他者の意見に耳を傾け、力を与えるリーダーを高く評価しています。全世代にわたって、理想的なリーダーの特徴の上位5位は一貫しており、従業員は、自らの意見に耳を傾け、チームに力を与え、意思決定において透明性を持ち、組織のより高い目標を明らかにするリーダーを望んでいます。
  • 従業員の3分の2が、より意義のある職があれば現在の仕事を辞める気でいます。「大退職」と「静かな退職」が「大交渉」につながり、職場での力が従業員の手に移行しています。労働者は個人的にやりがいのある仕事を求めており、雇用主が従業員のニーズを満たしていなければ、他の場所で才能を発揮しようとします。世代別に見ると、意義を求めて仕事を辞めることについては、X世代(59%)、Z世代(58%)、ベビーブーム世代(54%)と比較して、ミレニアル世代(70%)が最も意欲的です。
  • すべての世代の中で、ミレニアル世代が最も自信を持ち、自分には人生の苦難を克服する力があると感じています。多くのミレニアル世代がリーダーの職に就き、エネルギーにあふれた自信をもたらしています。ミレニアル世代の76パーセントが、人生で自分にふさわしい成功を手にすることを確信しており、X世代(63%)、ベビーブーム世代(62%)、Z世代(61%)がそれに続いています。

この調査の結果は、職場では世代を超えた一致が存在し、すべての世代が、相違点に焦点を当てる代わりに共通点を重視できることを示しています。

エゴンゼンダーのエディルソン・カマラ最高経営責任者は、次のように述べています。「私たちの周りには、若い世代と年長の世代を対比させた二極化的な職場の物語があふれていました。リーダーが年齢層を超えて従業員を団結させることが重要であり、そのための最良の方法は、従業員の懸念に対処して自らの願望に向けたチームのやる気を維持することです。リーダーは、組織を最適な成功へと導くために、事業目標と同時に従業員の満足を優先する必要があります。」

カーニーのグローバル・マネジング・パートナーのアレックス・リューは、「デジタル時代の幻惑や希望と今日の常軌を逸した世界のストレスの中で、喜びに対する昔ながらの人間的な欲求が事業目標の達成に依然として不可欠であることが忘れられがちです」と述べています。

世界各地の8000人以上の従業員を調査したエゴンゼンダーとカーニーの「Different Generations, Same Ideals: What Workers of All Ages Value in their Jobs」の詳細情報については、https://www.egonzehnder.com/different-generations-same-idealsをご覧ください。

世代調査のサンプル規模

参加者8181人
5つの世代:

  • Z世代(1997年以降生まれ)
  • ミレニアル後期世代(1988年~1996年生まれ)
  • ミレニアル前期世代(1978年~1987年生まれ)
  • X世代(1965年~1977年生まれ)
  • ベビーブーム世代(1957年~1964年生まれ)

8カ国 - ブラジル、中国、フランス、ドイツ、インド、日本、英国、米国

エゴンゼンダーについて

エゴンゼンダーは世界的に著名な経営陣コンサルティング会社として、リーダーらが複雑な問題を人間的な答えで乗り切ることができるよう元気づけています。当社は組織がリーダーシップの課題の核心に迫り、リーダーらが本当の自分と目的を実現することに役立つ正直な意見と洞察的知見を提供できるよう支えます。37カ国63カ所のオフィスに在籍する560人のコンサルタントは業界リーダーや職能リーダーを経験した方々であり、地域、業界、職務を超えてシームレスに連携して、いつでもあらゆるクライアントに当社の持てる力をすべて提供します。

私たちは、力を合わせることで、リーダーシップを通じて人々、組織、世界を変革できると信じています。

詳細については、www.egonzehnder.comをご覧になり、リンクトインツイッターで当社をフォローしてください。

カーニーについて

カーニーは主要な世界的経営コンサルティング会社です。100年近くにわたり、当社は経営幹部、政府機関、非営利団体の信頼されるアドバイザーであり続けています。当社を形作っているのは、当社の従業員たちです。大きなアイデアとそれを実現することの違いとなることを目指し、当社はお客さまの飛躍的前進をサポートします。www.kearney.com

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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 エゴンゼンダーとカーニーによる新しい調査が、職場の世代間分断に関する誤解を正す